神林支所発電設備稼働に向けた
進捗状況について!

神林支所へ設置する発電設備については、昨年末にガスエンジンを発電所建屋内に搬入を済ませたところまでのご案内でしたので、実際に設置し稼働できるまでの残る工程の状況について報告させていただきます。
実際の稼働までの残るステップは、①発電設備の全構成機器の搬入、据付からの試運転という実際に発電を行うための準備工程、②この発電所は、非常時には施設側へ電力供給を行う設備となりますが、平常時は発電した電力を売電させていただくものなので、そのための発電事業者としての認定を取得する工程の2つになります。
まず、ガスエンジン以外の構成機器の準備状況ですが、この冬のシーズン、発電所建屋周辺も雪が残っている状況で、かつ、まだまだ雪が降り続く期間でもあるため、現地での作業を安全に行うことを考え、工場で組み立てられるものについては、できるだけ組み立てを行ってから搬入する方向で進めており、これまで、その組み立て作業を行っていたり、燃料保管庫等付帯機器の方の製作を進めたりしている状況です。
ただ、どうしても、現地でやらないといけない作業工程はあるので、その工程を天候と現地の作業環境を考慮したうえで、日程を検討している段階ではあります。
こちらは、ガス化炉を構成する各パーツを組み立てた後のガス化炉になります。


発電所稼働に向けて、もう1つ重要な課題として、この地に設置するバイオマス発電設備の事業者認定を取得しなければなりません。こちらについては、昨年9月には申請を済ませており、その後関東経済産業局との調整を行っており、審査は進んでいる中で、最後に、木質バイオマスの燃料の確保について、林野庁からのヒアリングを受けることになっており、それが今週にも設定されることになりました。
このヒアリングについても、丁寧に対応させていただき、もう1つの重要な課題をクリアにしていくべく、取り組んでまいります。こちらの方は、順調に進むと、来月中旬には結果が出てくると考えています。
これらの進捗状況は、今後もブログでお知らせしてまいります。